こんにちは、夏みかんです。
中国ドラマ『狼殿下-Fate of Love-』を完走しました✨
このドラマを観たのはシャオ・ジャンさん目当てですけど、シャオ・ジャンさんは主役ではありません💦主役の恋敵役というところでしょうか。
それでもさすがの演技力と、憎めないキャラクターに存在感があります✨
このドラマ、主役とヒロインの役者さんもアクションシーンや演技が上手く、見応えがありました❗️
しかし、脚本がね…。中盤〜後半がめちゃくちゃおもしろいのですが、前半〜中盤で脱落する方も多いのでは…と思います💦
前半を乗り切れれば完走できるでしょう✨
ちなみに…この『狼殿下』は放送が2020年ですが、撮影は2017年。2019年放送の『陳情令』は2018年撮影なので、シャオ・ジャンさんが『陳情令』で人気爆発する前に撮影されています。
それまでドラマはチョイ役やアイドルとしての出演だったシャオ・ジャンさんは『狼殿下』ではかなり重要な役どころに大抜擢されたわけです✨
放送が大ヒットした『陳情令』の後だったこともあり、このドラマも、シャオ・ジャンさんの演じた『疾沖』というキャラクターも大人気になりました🩷
そして、この難しい役を見事に演じたシャオ・ジャンさんの演技への評価も上がったそうですよ✨本格的に演技を始めてすぐのこの演技…すごすぎる🩷
作品情報
『狼殿下-Fate of Love-』(2020年/中国/全54話)
主役はダレン・ワン(王大陸)さん✨
狼仔(ろうし)/楚有炆(そゆうぶん)/渤王(ぼつおう)役
役名がいっぱいありますが、1人で何役もやっているわけではなく、年齢と立場で呼び方が変わるだけなので、まぎらわしいけど一役です。
狼狩山に捨てられ、狼に育てられた少年。ヒロインの馬摘星と出会い「狼仔」と呼ばれます。心優しく、風を読み、狼と会話をし、蝶を愛する。身体能力は狼並み。
ヒロインはリー・チン(李沁)さん✨
馬摘星(ばてきせい)役
煬国の奎州城の郡主(城主の娘)。奎州城の裏の狼狩山で少女時代に狼仔と出会い、心を通わせる。過酷な運命にも負けない強さを持つ。
そして、シャオ・ジャン(肖戦)さん🩷
疾沖(しっちゅう)役
気ままに旅をする凄腕の賞金稼ぎ。馬摘星に助けられ、友人となる。しかし、その正体は…。
このドラマに登場する人物や国は架空のものです。
このドラマを観るにあたって、3つの国が登場しますのでこれだけおさえておけばスムーズに観ることができるでしょう。
【煬】…皇帝は楚馗。馬摘星もこの国の奎州城主の娘です。
【溍】…煬と対立関係にある敵国。戦争が絶えない。
【迄貚】…煬と協定を結んでいる。公主(王の娘)は耶律宝娜。
【煬】と【溍】は敵対国。【迄貚】は【煬】と協定を結んでいるが、【溍】と敵対しているわけではない、という感じです。
この3国がそれぞれ関わってきますが、それほど複雑ではありませんのでご安心を。
おすすめポイント
【愛しあう2人の残酷な運命】
少年、少女だった狼仔と馬摘星はお互いに淡い恋心を抱いていますが、ある事件により狼仔を助けようと狼仔を遠ざけた馬摘星を誤解したまま、崖から落ちて行方不明になる狼仔。
そのまま8年が経ち、大人になった馬摘星は溍国の襲撃により奎州城主である父を殺されてしまいます。
そこに現れ、馬摘星を助けたのは煬国の皇帝楚馗の第三王子・渤王。
しかし、渤王はかつての友・狼仔にそっくりで…。
渤王に惹かれる馬摘星。渤王は狼仔であることがわかるものの、その心はすっかり変わっていることに絶望します。それでもかつての狼仔を渤王の中に見た馬摘星は、皇帝楚馗の勧めで渤王と結婚することに…。
しかし、馬摘星の父を殺すよう命じたのは実は皇帝楚馗。敵対する溍国の仕業のように工作しており、馬摘星は溍国に復讐を誓いますが…。その事実を知っていて止めることも真実を明かすこともできない渤王は馬摘星に申し訳なく思っていて…。
そんな時、皇帝楚馗は馬摘星が率いる馬家軍が邪魔になり、渤王に殺すように命じます。渤王は馬摘星に父親を殺したのは自分だと名乗り…。
少年少女時代のエピソードは微笑ましく、お互いに惹かれあい、身分や育った環境など関係なくお互いを大事に思う気持ちは純粋です。
8年後、渤王として現れた狼仔。残酷で冷淡、戦狼を操り、戦では勇猛。狼に育てられたこともあり、身体能力、体力は狼並み。戦術なども完璧な渤王。さすがにドラマとはいえ、言葉も話せなかった狼仔が8年でこうなるとはちょっと無理がありますかね💦
しかもなぜ皇帝楚馗は拾った渤王を養子にして王子にまでしたのかな?跡取り問題でゴタゴタしますよね。第4王子までいますが、第1王子(故人)と第4王子だけが本当の息子だそうです。
馬摘星はかつて愛した渤王を、父の仇として殺すことを目標に立ち上がります。せつない運命ですね…。
【疾沖の一途な愛】
シャオ・ジャンさん演じる疾沖は、11話でようやく登場します✨
身なりも良くはなく、無精ヒゲでその日暮らしの自由な賞金稼ぎという役どころですが…やはりそこはかとなく感じる高貴さが滲み出ちゃってます🩷
ただの賞金稼ぎにしては頭も良く、腕も立つ疾沖は、たまたま出会った馬摘星の優しさと勇気に惚れ、この時は友人として仲良くなりますが、その後渤王の振る舞いに傷つく馬摘星を慰め、守ってくれる存在に✨
泣いている馬摘星を強引に抱きしめるシーンなど、胸キュンシーン満載です💕
しかし、馬摘星の心が渤王にあるとわかるとあっさりと身を引くわけですが…。この辺はラブラブな渤王と馬摘星。
その後、渤王の裏切りを知り、馬摘星を助ける疾沖は実は隠していたけど高貴な身分…という、時代劇あるある展開なんですけど(笑)
とにかく優しくて、おもしろくて、馬摘星に一途で、カッコよくて、強くて、さらには身分も高いって…もう渤王じゃなくて疾沖でいいじゃん⁉️と、ほとんどの方が思うでしょう🩷シャオ・ジャンさんのファンじゃなくても、この疾沖というキャラクターは刺さるのではないでしょうか✨
【イケメン2人から愛される馬摘星】
渤王と疾沖…。
違うタイプのいい男たちから一心に愛される馬摘星。なんとうらやましい✨
もちろんこのヒロインの馬摘星には魅力があります。なんで愛されるのかわからない、というタイプのヒロインではないので、女性から見ても応援したくなる女性です✨
元々は城主の娘ですから、お嬢様です。しかし、父親が殺されてからは自分で立ち上がるために努力を惜しまない。馬家軍を率いなければならない運命に負けない強さがあります。
途中、2人が闘うシーンは迫力満点✨
しかし、馬摘星にとって初恋とも言える渤王と、
辛い時に支えてくれた疾沖…。どっちを取るかはわりとラストまでわかりません❗️
演技の経験が浅いのにシャオ・ジャンさんを大抜擢したのが大当たりとなりましたね✨
個人的にはやはり疾沖推し…‼️シャオ・ジャンさんってことを抜いても、疾沖のほうが優しくていいと思うよ…?
でも同じ女性を愛した者同士、友情も芽生えたりするわけで…ここの三角関係がめちゃくちゃ萌えます🩷
まとめ
中盤までは馬摘星を愛するも、皇帝のしたことことを知っていて黙っている渤王は、罪の意識から馬摘星に冷たく接したり、かと思えばやっぱりラブラブしたり…いったい何がしたいのかわからない状況に正直戸惑うし、イライラします…💦
その後、馬摘星は渤王を父の仇として憎み、さらに馬摘星は実は高貴な身分だったことが明らかになり、亡命した溍でも頭角を現すわけですが。その辺りからおもしろくなってきますし、シャオ・ジャンさんの出番も増えます(笑)
しかし、ラストは想像していたものとはかなり違いました💦
ネタバレになるので書きませんが、なんでそういう運命になったのかよくわからないし、あまりに突然すぎてね…。気持ちの整理をどうつけたらいいのよ…。
オススメ度
★★★☆
(3.5)
後半からめちゃくちゃおもしろかったですけど、そこまでが長い💦全54話なので…。
演技もアクションも、書ききれないけど脇役の俳優さんたちもよかったですよ✨戦闘シーンなんて迫力がすごいですしねー。ダレン・ワンさんのアクションと肉体もすごくてまさに不死身💦
そして、やはりシャオ・ジャンさんの疾沖がよかったです🩷主役とヒロインが殺しあいをするほど殺伐とした関係になっていく中、癒しは疾沖だけ…💦「生涯愛する女性は馬摘星だけです。馬摘星は俺が守ります。」と、馬摘星には言えずに自分の父親に告白する優しすぎてちょっと押しが弱い疾沖が好きだ〜‼️
シャオ・ジャンさんが演じた疾沖を観られただけで満足です✨
『狼殿下-Fate of Love-』はU-NEXTでは見放題作品なので会員は追加ポイントなしで観られます。
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