【中国ドラマ】チャラい王一博！？「有翡(ゆうひ)」視聴感想！

こんにちは、夏みかんです。

中国ドラマ『有翡ゆうひ』を見終わりました✨もちろん推しの王一博ワン・イーボーさん目当てですが、推し以外の中国ドラマもおもしろいので、韓ドラに飽きた方にも中国ドラマ、結構オススメです‼️

もうね、とにかく制作費がケタ違いなんですよね。制作費を調べたりしなくてもセットや衣装などを見ていれば「お金かかってるなー」とわかります。

それに今、中国ドラマの人気が急上昇中らしいですよ〜✨あとイケメンがめちゃくちゃ多いのでそこもオススメです❤️

さて、この『有翡』ですが…結論から言うと、あまり大きな声では言えませんが…中だるみがすごい💦

推しが出てても51話を完走するのはかなりしんどかったです…。

しかし夏みかんのように王一博さんのファンの方はぜひ見てみてください‼️こんなに笑ったり口説いたり、冗談を言ったりするお調子者キャラの王一博はなかなか見られないと思います❤️

「息を飲む美しさだ…」とか言っちゃう王一博さん、見たいですよね？チャラい❤️

とりあえず、ドラマを完走した者の目線からまとめてみたのでぜひ最後までお読みください〜😊

作品情報
あらすじ
おすすめポイント
マイナスポイント
オススメ度
1. 関連

作品情報

『有翡-Legend of Love-』(2020年/全51話)

原作はPriest。ブロマンスドラマ『鎮魂』の原作、同じくブロマンスドラマ『山河令』の原作『天涯客』などで大人気ですね。てっきりBLしか描かれないのだと思ってたのですが、この『有翡』(原作は『有匪』)はBLではありません。

ちなみに副題の「Legend of Love」は日本版でつけられているだけなのであまり気にしないでください。中国ドラマでこういうのつけがちなの、何なんだろ…。

あと中国ドラマって、そのドラマによって登場人物の名前などの読み方が中国語読みの場合と、日本語読みの場合とがありますよね。

『有翡』は日本語読みになってます。

主役の周翡は『しゅうひ』(周が名字で、翡が名前)とふりがなが振られています。しかし、『しゅうひ』と字幕が出ていても、耳には『チョウフェイ』と聞こえるのでなんか混乱しますよね。

このドラマの中では周翡はほとんど『阿翡』(アーフェイ)と呼ばれていますが、(「阿」は年下の子を呼ぶ時の愛称みたいなものなので、周翡の年齢が若いことが伺えます)『阿翡』に対する字幕は『翡さん』か『周翡』になるのでなんだかニュアンスが変わってきますよねー。

すべての中国ドラマを中国語読みで統一してほしい💦逆にいろいろややこしくなるから〜💦

あらすじ

最強の刀術を継承するヒロインと謎多き貴公子が、乱世を変えるため強大な敵に立ち向かう

時は南北朝時代。江湖で孤高の地位を保つ門派「四十八寨」の当主の娘・周翡は、義侠心に溢れる性格で刀術「破雪刀」の継承者。

主役は「四十八寨しじゅうはっさい」という門派の当主の娘・周翡しゅうひ。演じているのは趙麗穎(チャオ・リーイン)さん。

うん…綺麗だし童顔だとは思いますよ？でも実年齢で言えば97年生まれの王一博ワン・イーボーさんは放送当時は23歳。対して趙麗穎チャオ・リーインさんは87年生まれで王一博さんより10歳上💦さすがに相手役としては無理があるよね…？

もちろん趙麗穎さんの年齢も知らず、周翡の設定年齢も知らない状態で見始めたのですが20代後半くらいの女性の設定なのかなーと思ったら、まだ母親に逆らえず、山から下りたことがない少女の役ではないですか💦き、きつい…💦はっきりは言及されませんが原作では13歳の設定だとか。ドラマでも15〜17歳くらいの設定かなーと勝手に想像しました。

ある日、彼女は寨の固い守りを破って侵入した軽功の名手・謝允と出会う。彼の届けた文により、周翡の父親は山を下り離れ離れになってしまう。

謎だらけのイケメン、謝允しゃいん役が王一博(ワン・イーボー)さん❤️軽巧というのは簡単に言うと、めっちゃ身軽になる技ですね。普通に屋根まで飛んだり、屋根から屋根へ移動したり…。

この謝允(謝が名字、允が名前)というキャラはとにかくニコニコ、ヘラヘラ、お調子者でチャラいんです(笑)胡散臭いくらいチャラいので、最初は周翡にも警戒されてしまいますが、実は壮絶な過去と身分を持つ苦労人でもあります。それを見せず、明るく自由気ままに世間を渡り歩く謝允。

謝允の年齢にも言及はされませんでしたけど周翡よりは年上です。20歳くらいの設定でしょうか？(王一博さんのほうが年上の設定なのもかなりキツイです💦)

修練を続け成果を認められた周翡は、任務のために下山した先で謝允と再会。そんな中、宿敵の地煞山荘が民を苦しめている現実を目の当たりにし、彼らを倒すため謝允と行動を共にすることに。

「地煞山荘ちさつさんそう」(作中ではほぼ「地煞ちさつ」と呼んでいます)というのが敵ですね。周翡率いる「四十八寨しじゅうはっさい」VS「地煞」という構図が最初から最後まで一貫して繰り広げられます。

もちろん王一博さん演じる謝允もたまたま行動を共にすることになります。

道中で武術の達人たちと出会い成長しながら、襲いくる様々な敵に立ち向かい、2人の距離は次第に近づいていくが…。

周翡はヒロインではなく、むしろヒーローですね。彼女の武術、剣術の成長がメインです。めちゃくちゃ強いです。もう男も敵いません。「南刀」の後継者ですので、幼い頃から当主である母に厳しく修行させられていて最初から強いですが、旅の途中でさらにいろいろな実力者に出会い、内力を鍛えられたり技を伝授されたりしてさらに強くなります。

むしろヒロインは謝允。彼は軽巧の名手ということで身は軽いのですが、ある事情があって戦えないのです💦敵に襲われたら周翡が前に出て、謝允は逃げます(笑)さらに後半では生死の境を彷徨う謝允を助けるために周翡は命の危険を冒してまで旅をします。そこ、逆じゃない⁉️

でももちろんロマンスもありますよ💕

マイナスポイント

【とにかく長い】

周翡が旅をしながら成長するというストーリーはわかりますが、とにかくその辺りの流れが遅くめちゃくちゃ長い💦もうちょっとギュっとできただろ…と思わずにはいられません。中だるみ感が否めません💦

個人的には26話で謝允が力を使い、ワケあって命の危機に陥るのでその辺りから少しおもしろくなったかなと。26話までが長かったです💦

【「地煞」の中ボスが多すぎる】

最大の敵である「地煞ちさつ」。周翡が山を下りてから「地煞」との戦いが始まるのですが、何の説明もないので「地煞」がどんな組織なのかよくわからないままお話が進むわけです。そしてよくわからないまま、どんどん中ボスが出てきては周翡に殺されます。ラスボスは大荘主の沈天庶しんてんしょなのはわかりますけど。ラスボスも中ボスもだいたいがおじさんキャラなのでビジュアル的にもキツかったです…。

【王一博のアクションの見せ場がない】

これは個人的な意見なので申し訳ない💦でもこのドラマを観る方の多くは王一博さん目当てではないかなと思うので…。

今回の謝允という役どころはとにかく事情があって戦えないわけで、身は軽いけど敵はほとんど倒せないんです💦むしろ周翡に守ってもらう立場です。

ようやく力を一瞬発揮するのが26話。ここはアクションありでかっこいい、数少ない見せ場です✨

しかしその後はいろいろあって死ぬ一歩手前くらいまでいくのですが、周翡に「私は最後の瞬間まで諦めない」と言わせて、苦労をかけてしまいます…。完全に王一博がヒロインの立ち位置なのよ…。

もちろん謝允はそこにいるだけで美しいのですが、やっぱり武侠もののドラマなので多少はアクションがあるかと期待していた分、残念💦

でも弱くてもやっぱり美しい…✨

【幻の宝『海天一色』が謎すぎる】

物語の核のひとつとも言えるのが『海天一色かいてんいっしき』という宝のありか。「地煞」もこの宝を求めているわけなのですが、この『海天一色』がどんなものなのか、どこにあるのかを誰も知らないまま殺し合いなどしながら進んでいくので、視聴者もピンとこないわけです。一体何のために戦ってんの…って感じです💦

結局、なんと全51話の中の49話めでようやく宝がお披露目されて、「これが海天一色か…‼️」ってまた取り合いになるわけなんですけど。

でも結局、宝がたくさんあって、どれが海天一色だったのか夏みかんにはよくわかりませんでした💦すごく強い鉄を作れる製法を記したあの巻物のことだったのかな？

このドラマの脚本も謎すぎた…。

オススメ度

★★★

甘めにつけて3…。王一博さんに免じて(笑)

マイナスポイントに挙げたもの以外にも言いたいことはありますがキリがないのでやめときます💦とにかく脚本が杜撰…。

そしてやはり、王一博より10歳年上の趙麗穎さんを10代の少女として見るのがまずキツい。ちょうど産後(‼️)の復帰作だったこともあり、目元の年齢感が出ちゃってますよね〜💦いや、お綺麗な方なのですけどね。せめて20代だったらね…。この周翡というキャラも、基本的にあまり表情が変わらないのでかわいいとも思えないですしね。