こんにちは、夏みかんです。
先日、中国ブロマンスドラマ「陳情令」の感想の前編を書きましたので今回は後編です。
めちゃくちゃハマって50話を2周しました(笑)2周目なのに同じとこでひたすら泣くww
後編はお話の区切りとなる33話の途中から最終話の50話までの感想です✨前編を未読の方はぜひそちらからどうぞ。
とにかく壮大で深くて、笑いもあれば切なさもあり、涙もあり…。なんというドラマを作っているんだ中国…‼️
そして俳優陣もイケメン揃い🩷作中では女子が極端に少ないのと、ブロマンスなので男性同志の恋愛というよりも熱い友情を描いていますが、男女の恋愛もほとんどないので腐女子には最高ではないでしょうか✨
中国ドラマ初心者なのですが、個人的に中国の俳優さんはお顔が濃いめだと思い込んでいたのです…。(どちらかと言うと濃いめが苦手です💦)しかし王一博さんのようなすっきりしたイケメンも人気なのね…‼️と世界が開けた瞬間でした🩷
もちろん肖戦さんもめちゃくちゃイケメンだし、演技が素晴らしいですね🩷身長も高いし、歌も上手いとは天は何物を与えたの…。
生まれも育ちも性格も真逆な2人がお互いに認め合い、助け合い、かけがえのない存在になっていく…控えめに言って胸熱なストーリーです‼️
登場人物
あらすじは前編のほうで書いたので省きます。
とりあえず、主役の2人を念のためにおさらい。
主演のシャオ・ジャン(肖戦)さん🩷
【魏無羨】(ウェイ・ウーシエン)
名:嬰(イン)
字:無羨(ウーシエン)
号:夷陵老祖
【魏無羨】の場合は【魏無羨】か【魏嬰】、【魏の若君】と呼ばれるので最初は【魏】だけ覚えればOK。
原作小説では受けです💕
相手役はワン・イーボー(王一博)さん🩷
【藍忘機】(ラン・ワンジー)
名:湛(ジャン)
字:忘機(ワンジー)
号:含光君(がんこうくん)
【藍忘機】と呼ばれることが多く、魏嬰は【藍湛】、年下やあまり親しくない人は【含光君】と尊敬の念をこめて呼ばれているイメージ。藍家のお坊ちゃん(次男)で、他人にも自分にも厳しい、すべてにおいて完璧な藍湛ですが、真面目すぎるところも…。
原作小説では攻めです💕
後半のストーリー
1話は現在で、その後から33話の途中まで過去編、そして33話途中からは最初の続き(現在)に戻ります。
それでは後半の簡単なあらすじです。
16年後、一度死んだ魏嬰は莫玄羽に甦らされます。莫玄羽は自分の命と引き換えに敵を打ってもらうため、自分の体に魏嬰を甦らせたので魏嬰は戻ってきてからもしばらくは対外的には莫玄羽として振る舞うことに。
ちなみにこの莫玄羽は、実は五大世家のひとつである「金氏」の金宗主の息子でありながら認知はされておらず、世間的には「痴れ者」と言われ、バカにされています💦魏嬰を蘇らせたのも、金氏への恨みからで…。
莫玄羽として、藍湛と再会する魏嬰。マスクをしていてもすぐに気づく藍湛。そして、義兄弟の江澄に気絶させられた魏嬰は目覚めるとそばには藍湛がいて…。
ここで【江澄】を紹介しておきます。雲夢江氏の宗主。元々は魏嬰の義兄弟ながら、16年前に魏嬰が夷陵老祖となってからはいろいろな原因から魏嬰を破門。魏嬰への恨み方がすごい。
【江澄】(ジャン・チョン)
名:澄(チョン)
字:晩吟(ワンイン)
江家の跡取りで、33話からの現在編では江宗主となっています。魏嬰の父も江家の弟子だったため、両親亡きあとは江家に引き取られ、ほとんど江澄と姉とは兄弟同然の仲だったのですが…。
16年前の因縁から、魏嬰を恨んでいる江澄。常に怒って怒鳴っているキャラなので、正直個人的にはあまり好きではないのですが…。悪人ではありません(笑)口が悪いだけ…。そう、口が悪いだけなのよ…。
さらに、江澄の姉と、金家のお坊ちゃんの金子軒との子供、【金凌】も両親の死が魏嬰のせいだと思っているので憎んでいます💦この子もワガママで口が悪い💦叔父の江澄にそっくり…。母親の遺伝子どこ行ったww
【金凌】(ジン・リン)
名:凌(リン)
字:如蘭(ルーラン)
この字の如蘭は、生まれる前に江澄の姉に頼まれて魏嬰がつけたのですが、それが我慢ならなくて字を呼ばれることを嫌う金凌でした…。
そして話は変死のすえに遺体の見つかっていない聶氏当主(赤鋒尊)の死の謎と、その刀の霊(刀霊)を追うことになる魏嬰と藍湛でしたが…。
16年前の陰謀と真実も明らかに…⁉️
後半オススメシーン(義城編)
再会した魏嬰と藍湛は刀霊の指す方向へ向かって2人で旅に出ます。
その先で「義城」という場所に導かれるのですが…。
突然始まる「義城編」に最初は戸惑うのですが…。これがまた愛憎渦巻く男3人のお話でして…。最後は号泣…😭これだけでドラマ1本作れるのでは?と思うほどのクオリティーでした…✨
「義城」で出会ったアージンという盲目で言葉も話せない女性と『共情』という技で10年前の彼女の記憶をたどる魏嬰。
「義城編」は以下の3人の愛憎劇となります…。
【薛洋】(シュエ・ヤン)
16年前は温氏と手を組み、常氏一族を惨殺。宋嵐を失明させるなど、宋嵐と暁星塵とも面識がある。
【暁星塵】(シャオ・シンチェン)
清廉潔白な人物。知己である宋嵐に両目をあげたため、10年前は盲目の仙師となっており、怪我をした薛洋を薛洋と知らずに助けることに…。
【宋嵐】(ソン・ラン)
姿を消した暁星塵を追って義城へ。そこで暁星塵をだまして暮らしている薛洋を見つけ…。
イケメン3人による愛憎劇‼️
最初は「なぜ急にこの3人のお話…?こちとら魏嬰と藍湛が見たいんですけど…?」とは思いますが、これもストーリーの一部であり、なんなら「義城編」ラストは号泣です…💦
悪人じゃないのに憎みたくなる江澄と、悪人なのに憎めない薛洋…。不思議だわ…。
後半オススメシーン(魏嬰と江澄)
先にご紹介した江澄ですが、涙なくしては観られない16年前の真実が明らかになります。16年前…、江澄は一度温氏の仙師によって『金丹』を消されてしまうのです。
『金丹』というのは修行により霊力を得るための、体の中にある核のようなもので、霊力を強めるためにはこの『金丹』を育てていくわけです。
つまり、その『金丹』を失うことはこれまでの修行が無になり、ただの普通の人間となるわけで…。江家の跡取りであり、プライドの高い江澄にとっては死に値するのでした。
そんな失意のどん底の江澄を見ていられない魏嬰は、温氏ながら味方をしてくれる姉弟の【温情】【温寧】の力を借りて、江澄の『金丹』を取り戻すわけなのですが…。
45話では『金丹の真実』が、魏嬰を責め続ける江澄を見かねた【温寧】によって明らかに…‼️
このことは誰にも話してないため、藍湛さえも初耳。普段、表情をあまり崩さない藍湛も気絶した魏嬰を抱きしめて涙を流すほど…。
口ばかりの江澄と違って、実力、霊力、人望、徳までも優れている魏嬰…。当時、誰にも告げられなかった決断を知り、あらためてその懐の深さに感動です…✨
後半オススメシーン(魏嬰と藍湛)
このドラマは主役以外もめちゃくちゃ存在感があり、それぞれの視点で見たりするといろいろと感慨深いです。
紹介できないキャラもたくさんいるのでぜひお気に入りキャラを見つけてほしい✨
さて、やはりキャラの中でも輝いている主役のお2人のオススメシーンをピックアップしていきたいと思います🩷
だんだんつらい展開になっていく前半と比べると、後半は16年ぶりに生き返った魏嬰と、もう二度と魏嬰を失いたくない藍湛なので、よりBL感は増しているし、2人が常に一緒にいるので目の保養でもあります💕
【34話】
再会した魏嬰と藍湛。剣霊の主を探すため、聶氏がおさめる清河へやってきますが、そこには江澄の甥の金凌が。ワガママ放題に育てられた金凌は、霊犬の「仙子」をけしかけ…。
犬が苦手な魏嬰は街中を逃げますが、追ってくる仙子。ついに追い詰められ…。
「藍湛、助けてくれ‼️」
叫んだ瞬間、どこからか飛んでくる藍湛🩷魏嬰を守るように立ちはだかるも、目の前にはかわいい犬💦
その後もこの犬が現れるたび(鳴き声だけでも)に、藍湛にすがりつく魏嬰と、黙って守ってあげる藍湛が見られますよ💕
後半戦はしょっぱなからこんな感じで、ひたすらいろんなものから魏嬰を守ることに徹する藍湛に萌えが止まりません‼️
【35話】
金凌が誰かから呪いを受けてできた悪詛痕を自分の足に移した魏嬰。痛む足を引きずり、藍湛の元へ戻るとそれに気づいた藍湛に背負われるシーン。美しいのでぜひ見てほしい🩷
かつて、温氏に足を折られた時に「おぶってやる」と言ってくれた魏嬰。あの時のお礼とばかりに、断ってるのに結構強引に背負う藍湛🩷
【36話】
この回のサブタイトルが「知己の告白」な時点で期待しちゃいますね✨
酒に弱い藍湛が酔っ払う回です🩷いつもは規律通りに生きてるのに、フラフラしながら他人の家に入り、飼っているニワトリを掴んで魏嬰にプレゼントしてきたり、落書きしたり(笑)
さらには「ウサギは好き?」と問われ「好きだ」とめちゃくちゃ素直な酔っ払い藍湛がかわいいんです✨そして「なぜ俺を助ける?」と真顔で聞く魏嬰に、「後悔がある。16年前、共に戦わなかった。」と16年間ずっと後悔していたことを告白するのです。いや、一緒に戦ってくれてたと思うけど…。最後に魏嬰を助けられなかったことを悔いているんですね。だからこそ、戻ってきた魏嬰を今度こそ犬でも敵でも何からでも守ろうという藍湛の意思が伝わってきます🩷
翌朝、酔っている時の記憶がない藍湛に、魏嬰が「すごく好きなんだろ?」とからかうとめずらしく焦る藍湛。これ、魏嬰のことが好きだって告白しちゃったと思ったんでしょうね?「ウサギが」と聞いたとたん、安堵してますもんね(笑)魏嬰ってば小悪魔すぎる💕
42話
いろいろあって、みんなに魏嬰であることがバレてしまう。追われる魏嬰の手を取って、金氏の屋敷の長い階段を駆け降りる藍湛✨しかし、金氏の仙師たちに囲まれてしまい…。
藍湛を巻き込みたくない魏嬰は藍湛の肩を押し「だまされていたことにしろ。お前まで矢面に立つな。」と告げますが「険しい道を進むのも悪くない」と逃げるつもりはない藍湛。
「いいのか?ここを出たらお前の名声は地に落ちる。それでも戦うのか?」
「愚問だ。」
ひゃ〜🩷藍湛、カッコよすぎません⁉️もちろん魏嬰を守りながら戦います✨
しかし、さらに逃げようとした2人の前に現れたのは金凌…。魏嬰のことを莫玄羽だと思っていた金凌ですが、両親の仇である魏嬰だと知り、剣を抜き、そして…。
金凌に刺された魏嬰を抱えて雨の中を逃げる藍湛…。
43話
藍家の雲深不知処の静室に魏嬰を連れて匿う藍湛。
魏嬰は藍湛の兄の沢蕪君(たくぶくん)に藍湛の背中の傷について聞くのですが…。16年前、魏嬰の味方をした藍湛を厳しく叱った叔父に対して「誰が正道で、誰が邪道ですか」と問うて決して謝ることをしなかったため、300回背中を打たれ、3年間軟禁されていたことを知る…。
藍湛の真意を知った魏嬰は心の中で「藍湛、お前に捧げる。生涯でひとりの知己を得られれば満足だ。」と酒をあおる魏嬰でした。
誰に非難されても、己の心に恥じなければいい。
それはこのドラマのテーマとも言えますよね。
44話
再び旅に出た魏嬰と藍湛。藍湛がかつて玄武洞で歌ってくれた曲を笛で奏でる魏嬰。「この曲はなんていう曲だ?」と問われるも、はぐらかす藍湛。
ドラマのラストに流れるこの曲は『忘羨』というタイトルで、作中では藍湛が作ったということになっています✨もちろん2人の名前から1文字ずつ取っているのですが…🩷
そしてこの歌は2人でデュエットしているんです✨歌もお上手なのでぜひじっくり聞いてください‼️
「陳情令」感想まとめ
ラストに向かって2人の名場面もたくさんありますが、ぜひラストはネタバレなしで見てほしい…✨
最後のほうは1話ごとに泣いてました😭
個人的には後半はひたすら魏嬰を守る藍湛に萌えまくりでした🩷犬はもちろん、江澄が魏嬰の胸ぐらを掴むとすかさず江澄の腕を掴んで「手を離せ」と凄んだり、魏嬰を刺した金凌にその後会った時も金凌が魏嬰に近づくと藍湛が立ちはだかったり、ちょっと魏嬰がフラついたり気絶するたびに支えたり、魏嬰が人質に取られると躊躇なく剣を置いたり自分の霊力を封印したり…。前半とは気合いが違いましたね✨16年も後悔してたということだけでも想いが伝わってきます‼️
全50話だけど、あっという間です‼️内容が濃すぎるし、キャラも最高だし、俳優さんたちも演技がすばらしい✨なによりも脚本がうまい‼️でも中国ドラマあるあるなのか、めちゃくちゃ不自然なところで次の話に行ったりしますが(笑)
ところで、このドラマでちょいちょい気になったのが、みんな口から血を流しすぎることww
日本だと喀血したらもう命の危機…って感じじゃないですか?しかし、あっちもこっちも口から血を吐いたり流したり…。
藍湛が怪我をしてるシーンなんかでは、魏嬰がわざと服を脱ぐと言って藍湛を慌てさせて血を吐かせる…なんていうこともあります💦「これで大丈夫だ」…って、何が大丈夫なんだ⁉️と心の中でツッコミを入れてしまいました(笑)
中国ドラマ初心者なので、名前の漢字が難しいのと字も覚えなくてはいけなかったりする点は戸惑いますが、字幕が毎回ついているので苦はなかったですよ✨
そして、主役の肖戦さんと王一博さんにどハマりしました🩷どちらもイケメンなのに、魅力がそれぞれ違うところがたまりませんね‼️
最後は別々の道を行くことになる2人でしたが…⁉️
魏嬰は江家にも戻れないし、行くあてがないので各地を放浪することに。自由な性格の魏嬰らしいですよね?
藍湛ははっきりとは言わないけど、やはり雲深不知処に戻るのかな…と。お兄さんが宗主ですからね。
しかし…。去ったはずの藍湛の声が…。
「魏嬰。」
振り返る魏嬰…。
この笑顔がすべてですね🩷
2人は永遠に一緒ですね…🩷
まさにラストの50話のサブタイトルが「忘羨」なのです…✨ラストまで美しい映像と、美しい魏嬰と藍湛に、何度観ても感動です✨
まだ観ていない方にもめちゃくちゃオススメです🩷
U-NEXTでは会員は全話無料で視聴できます✨最近気づいたのですが、U-NEXTは中国ドラマもかなり配信されてるんですね😊王一博さんや肖戦さんのドラマも多いですし、「陳情令」のスピンオフ映画も2本配信されてます。
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