「ヒズ・リトル・アンバー 上下」 (光文社BL COMICS) (KOBUNSHA BL COMICS)ナツメカズキ
カバーデザイン:斉藤那緒(BALCOLONY.)
あらすじ
【攻】不愛想甘やかし男やもめ ×【受】”人ならざる”美貌の青年
豹(ヒョウ)に変化できる謎の美青年・琥士郎(こうしろう)は、ともに暮らす不愛想な男やもめ・源慈(げんじ)のことが好き。
1999年の大晦日の夜、源慈は幼い獣姿の琥士郎を拾い、育ててくれたのだ。
大好きだけど言えない恋心…のはずが、突如起こったカラダの異変で、源慈にエッチな手助けをしてもらうことになり?!一匹の健気な片想いは、やがてドラマティックに転変する。
ナツメカズキの待望新作が上下巻で登場!
オススメ度
★★★★★
絵が好きすぎる❤️
受けの琥士郎が美しい✨と言っても女性っぽいわけではなく、男らしい色気のある美しさです💕受けも腹筋バッキバキなの萌える❤️
攻めの源慈はさらにめちゃくちゃ体デカいですしね〜✨こんな2人のエロは迫力満点✨そりゃあ、いたしたら簡易ベッドは真っ二つですね…(笑)
ストーリー(ネタばれ少々あり)
ヤクザの源慈が拾った猫は、猫でもなく、まして人間でもなかった…。
豹に姿を変えられる不思議な子供を琥士郎と名付けて一緒に住むことにした源慈。そして、5年後…すっかり体だけは大きくなった琥士郎。
源慈は現在はヤクザから足を洗ってますが、『道具屋』という、訳アリな商売をしています。アシのつかないスマホとかを用意するような…ちょっと裏のお仕事ですね。
ある日、琥士郎に発情期が来てしまい…⁉️
自分でできない琥士郎の代わりに、えっちな行為を手伝ってやる源慈💕
そして、ある日…琥士郎の『兄』だと名乗る男が現れて…💦
琥士郎の正体が明らかに‼️
エロ度
★★★★
紙で読みましたが、Qpa消しに近くわりと見えてるし、源慈の体格から分かる通りのデカさもバッチリわかります💕
個人的に、【攻めが下着を脱ぐ前に布越しに勃ってるデカさ見せつけ描写】が好きなのですが、源慈に至ってはこの場面がめちゃくちゃ理想の筋肉であり、アレのデカさであり…💕男の色気にやられます💕琥士郎もドキドキ期待しちゃってます❤️えっち❤️
体格のいい2人なので、エッチもなかなか激しい✨受けも腹筋割れてたりするいい体なのですが、乳首舐められる描写とかエロくてヤバかったです❤️❤️❤️
男前受けが好きな方にはぶっ刺さるエロ✨オススメです💕
上巻は抜くのを手伝ってあげるまで、下巻でえっちあります❤️❤️❤️
下巻の描き下ろしもエロがあるのでめちゃくちゃ満足✨
15年後は源慈のほうが琥士郎がいないとダメになってて笑うwwあの源慈が琥士郎に既読スルーされまくるとは…‼️
まとめ
源慈には、亡くなった奥さんがいます。亡くなった原因は自分だとずっと自分を責めて、その傷を抱えたまま生きてきた源慈…。
その源慈の前に突然現れたヒョウと人間になれる琥士郎。
大切なものを失うのが怖い源慈は、琥士郎を愛しながらも抱きしめてしまうのが怖いわけですね。いつでも出ていけ、って言ってるのは傷つかないための予防線なんですね。
琥士郎のほうは拾われた当初は子供でしたが、立派な美青年に❤️源慈のことが大好きなのかわいい✨
ヒョウに変身できるのは購入前からちょっとだけ単話を読んでたので知ってたのですが、上巻の後半からのまさかの展開にちょっとビックリしました💦あ、そういうこと…?既刊を読んでいたのでヤクザとかデリヘルとか、わりとリアルな裏社会を描く作家さんだとばかり思っていたので、いきなりのファンタジー展開に違和感はありましたね💦まぁ、ヒョウになれる時点でファンタジーではあるのですけど。
というわけで、ヒョウになれること自体も突拍子もない設定だけど、いきなりそれ以上のファンタジー展開になるので、それまでの作品のイメージとガラッと変わってしまい抵抗がある方もいるのでは💦ラストもファンタジーだから言っちゃえばどうとでもなるじゃないですか…。
ちなみに、琥士郎の『兄』の火夏と、仕えている(?)イオはいちいちイチャついてますが、この2人の関係もかなり気になりました。ちゃんとは描かれてないのでスピンオフとかあったらうれしいですね❤️イオちゃん、かわいい❤️
ところで最初にも書きましたが、この作品は既刊の『MODS』『NIGHTS BEFORE NIGHT』と同じ世界線のお話です。読んでいなくても問題はありませんが、今回そちらの登場人物である時雨とその弟の雪鷹も出てくるので、読んでいると「おっ」となります✨時雨が渋くて好きなので、出てきてくれてうれしかったです❤️
上下巻で読み応えもあり、絵も美しく、男っぽい攻め受けが好きな夏みかんにとってはエロも楽しめました❤️ファンタジー要素は好き嫌い分かれるかなー。あと、何となく気になったのがキャラの横顔と正面の顔のイメージが違う時があり、一瞬「誰?」ってなる…。
あと、難を言えば時系列がわかりにくいかな、と。昔の話だったり、現在の話だったり、最終的には15年後だったりしますが、あまりキャラの見た目が変わらないので(琥士郎は子供時代はある)、これはいつのエピソードかな…と考えないといけなかったりするのがめんどくさいかも💦もうちょっと見た目や髪型で区別してくれると有り難かったと思います。
東京漫画社の『NUUDE』が休刊になり、どうなることかと思われたこの作品もこうしてちゃんとコミックスになり、安心しましたし、めちゃくちゃ待ってました‼️すべての作品と作者様の権利が今後も脅かされないよう、願います…。
下巻は60Pが描き下ろし‼️本の3分の1くらい描き下ろしですよ⁉️こんなことなかなかない✨描き下ろしの中のエロもエロいし、その後の2人のエピソードもたっぷり〜❤️これはお買い得✨
さらに特装版は20P小冊子つき✨この小冊子は電子でも小冊子単体で配信されてます‼️エロはないのでそこまで推しはしませんが、ほっこりエピソードが読めます。むしろアニメイト8P小冊子のほうが内容的にはオススメです❤️
紙書籍の特装版の表紙は金色の箔押しなどが入り、お金かかってる=出版社の力が入ってる作品ですね✨
それでは、自分のためにも時系列をまとめておきますのでご参考に。(個人的にまとめただけなので間違ってたらすいません。)
【2000年】源慈、ヒョウの琥士郎を拾う。
【2005年大晦日】琥士郎、〇〇になる。(ネタバレあるので…)
【2006年〜】一条組の内部抗争と、源慈が琥士郎がいなくなった時にヤケになってチャカを扱ったため、広島に逃亡。15年間💦
【2021年】ラストはここ。ほとぼりが冷め、一条組は雪鷹が組長になったため、源慈と琥士郎は東京へ戻る。
ちなみに一条組の時雨と雪鷹は兄弟なのでそっくりで混乱しますが、今回の作品のメインとなる2005年に源慈と会ってるのは時雨、2021年に会ってるのは弟の雪鷹です。(結構紛らわしい)
既刊『MODS』は時雨の恋人、春が時雨亡きあとゲイ専門デリヘルを経営。そのデリヘルで働くシロと信虎の物語。
『NIGHTS BEFORE NIGHT』は、時雨を忘れられない春と、時雨の弟の雪鷹の物語。
人はひとりでは生きられない。傷ついてもつらくても、また誰かを愛して生きていく…そんな一連のストーリーです。(既刊読んでなくても問題はないです。)
特典情報
〈特装版特典20P小冊子〉
子供の頃のエピソード。源慈の指輪を見つけた琥士郎は…。エロなし
〈アニメイト8P小冊子〉
広島で足止めをされて2週間、琥士郎に会えない源慈は限界で…。本編から15年、2021年のお話。エロあり❤️
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コミックシーモア「ヒズ・リトル・アンバー 上 ナツメカズキ」
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