「ゴミ溜めのガーネット」 (ビーボーイコミックスデラックス)犬野まげゆいし
カバーデザイン:arcoinc
あらすじ
殺し屋の叶瑛は、ゴミ捨て場で出会った半吸血鬼・沙羅に襲われる。生に執着のない叶瑛は、血を吸われても、家に入り込まれても無関心。
吸血鬼の出来損ないとして親に捨てられ、血に飢えていた沙羅は、 叶瑛に「荒んだ生活の世話をする代わりに、食料になれ」と提案し… 吸血の興奮作用をきっかけに、体の関係を持ち始めた二人。
初めて知った体温のあたたかさは、互いの孤独を溶かしていくようで――。 最低最悪な世界で見つけた、ふたりぼっちの恋物語。
オススメ度
★★★★★
犬野まげゆいし先生は初めて読みました✨
絵が綺麗‼️
受けが【半分吸血鬼で半分人間】です✨吸血シーンもあり🩷
吸血されたほうは媚薬成分で興奮しちゃうという最高の王道設定もあり🩷吸血鬼BLはこれじゃなきゃですよね〜✨
ストーリー(ネタばれ少々あり)
殺し屋の青年、叶瑛はすべてのものに無頓着で無関心。生きることさえも…。
仕事終わりの叶瑛の元に、ビルの上から降ってきたのは沙羅。そのまま沙羅に血を吸われてしまう叶瑛。
しかも、そのまま家についてきた沙羅にも無関心な叶瑛。沙羅は吸血鬼。
部屋の汚さに、掃除をした沙羅は叶瑛に提案をする。「生活の世話をする代わりに、食料になれ」
「いたければいればいいし、血を吸いたければ吸えばいい」
そんなふたりの生活が始まり…。血を吸われると気持ちよくなってしまう叶瑛に「俺が責任を取る」と体を重ねるふたり🩷
親のネグレクトから、今仕事をくれる「じいさん」に拾われて汚い仕事をしている叶瑛と、吸血鬼だけど半分人間なせいで、父親や家族に蔑まれてきた沙羅。
ひとりぼっちの2人はお互いの体温が心地よくて…。
エロ度
★★★★
吸血鬼BLで吸血行為といえば、血を吸われた相手が媚薬効果で興奮しちゃうのが定番🩷
恋愛とかエッチにも耐性がない攻めに、「俺のせいだから責任取る」と、フ◯ラからの乗っかってくる受け🩷←しかしハジメテだそうです
で、した後、「あれ気持ちよかった」と率直な感想を言ってくる攻めに悶えました(笑)
「またしたい」…って、照れもせずに言うの、それはもう反則のかわいさでは⁉️言われた受けが照れちゃう🩷
懐かない大型犬が懐くってやつですね…。そりゃ、もうわんこの下半身が止まりません‼️
受け「1回だけだぞ…」攻め「わかった」
からの終わった後、ぐちゃぐちゃにされた受けが「1回だけって言ったのに…」
「無理だった」←悪びれない
は?
最高なんですけど⁉️
電子では白抜きなのが残念…💦ガタイがすごい攻めなので、さぞや…🩷
まとめ
【半分吸血鬼で半分人間】の受けは、半分人間なのに血を飲まなくてはいけないのです。攻めに会うまで血を飲むことに葛藤などなかったのですが…。
攻めと出会って、攻めを好きになって、血を飲むこと=攻めを傷つける、ということが怖くなって…。
【半分吸血鬼で半分人間】の受けが人間らしくなっていく。
そして、幼い頃から親のネグレクトの末に今の仕事に就いた攻め。仕事内容は殺し?死体処理?何でもあり?
感情もなく、たんたんと仕事をこなし、食事はカップラーメン(楽だから)、部屋は汚い…。しかも吸血鬼だろうと、他人が自分の部屋にいても無関心っていう…。むしろ吸血鬼の受けよりも人間らしくない攻めが、受けとの生活で人間らしさを取り戻していく…。
攻め、受けともに救済されるお話でした✨
攻めは最初は本当にヤバいくらい感情もないのですが、受けといることでどんどんかわいくなっていくのがよかった…🩷最後はただの大型わんこでしかないww
絵は表紙のレベルで中も綺麗です✨
お互いに人間らしくなっていくので、最初とのキャラ変に萌えるかどうかってところが大事ですかね。特に攻めは180度くらい変わりますので戸惑わないようにお願いします(笑)
あと気になったのが、攻めが仕事とはいえ、殺人とかしてたら、「引退する」で済ませていいのだろうかと…💦人を殺すシーンはないけど、毎回血だらけで帰ってきたりするので…似たようなことはしてますよね。そこがちょっとモヤモヤしましたが…。
ストーリーとしては引っかかるところもなくスムーズに読めます。ご自身の2冊目のコミックスだそうですけど、今後も楽しみな作家さんですね🩷エロもオススメ🩷
続編希望です✨
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