「こたえてマイ・ドリフター」(GUSH COMICS)大島かもめ
カバーデザイン:Junko.K
あらすじ
1929年――享楽的な街・ニューヨークで、男たちは刹那の快楽に溺れる。
初恋をずっと忘れられないアッパーミドル×黒い噂のある羽振りのいい経営者
――享楽的な街、ニューヨーク。 景気のいい自動車業界で働くエリオットは、知人の主催する新年パーティーで、
初恋の子に似た黒髪で黒い瞳のロバートに一目惚れをした。
その後高級ホテルで再会し、意味深なロバートの視線をきっかけに情熱的な一夜を過ごす。
――ロバートが長期滞在するホテルの一室で彼を抱くようになり数カ月。
ドラッグストア経営者だというロバートは、やたらと羽振りが良く非合法の仕事で荒稼ぎしているらしい。
それでもエリオットは、たとえ彼が裏で何をしていようと、
淡い恋の甘い疼きを味わいながら楽しめればそれで良かった。
しかし、世界を狂わす過酷な運命が二人を引き裂き――?
オススメ度
★★★★★
1929年、ニューヨークが舞台❗️
攻めも受けもイケメンで、パッと見はどっちが受け?ってなるくらい長身でカッコいい❤️
しかし、表紙の華やかそうなイメージとは真逆で、なかなか重い設定と展開💦
この作品がいわゆる【煮付けBL】と言われているの、ご存知でしょうか?
【煮付けBL】とは…友人あるいは恋人関係にある2人のうちどちらかが、相手を危機から救うために人の道を外れた行い(殺人や犯罪など)を働く展開になるBL作品のこと。
つまり、2人が共犯なのではなく、あくまでも片方を助けるために、もう片方が犯罪に手を染めてしまうわけです。究極の愛と言っていいのか、ちょっと難しいですけど。
この由来が【ちいかわ】ってところも意外ですよねー。ゆるアニメだと思ってたのに、そんな激重展開もあるんですか?
それはともかく、なかなか重い展開にハラハラしてしまうこと間違いなしの作品です✨
ストーリー(ネタばれ少々あり)
1929年、ニューヨーク。
エリオットはあるパーティーで、ロバートと出会う。ロバートはドラッグストアチェーンを経営するやり手。
しかし、妙に羽ぶりの良いロバートにはアジア系の私生児だとか、非合法のビジネスをしているという悪い噂もつきまとう。
ロバートが気になるエリオット。後日、違うパーティーで再会し、そのまま一夜を共にする。
惹かれた理由はロバートはエリオットの初恋の男の子、リンチェに似ているのだ。
子供の頃、フランシスコのチャイナタウンで出会ったリンチェ。父親に暴力を受けながら逃げ場もなく暮らしていたリンチェに本を貸したり、2人は仲良くなるけれど…。
ある日、チャイナタウンを訪れたエリオットは、父親を刺して警察に連行されるリンチェを目にして…。
ロバートにリンチェの面影を見つつ、直接聞くことはできないエリオット。
しかし、その頃から酒類取締局がロバートをマークし始めて…⁉️
エロ度
★★★
大島かもめ先生のエロは上品で好きです❤️
受けのロバートも長身イケメンですので色気がヤバい✨
ソックスガーターしたまま…は最高ですね❤️
そしてGUSHコミックス恒例の【電子のみで楽しめるスペシャル修正仕様】ですよ💕
見えてるシーンはそこまで多くはないのですが、見えてるか見えてないかで印象も変わってくると思うので、やはりスペシャル仕様は神✨
まとめ
キラキラアイドルとボディーガードの恋愛の『オフステージラブサイド』と同じ作者さんですか⁉️って言いたくなるほど作品の幅が広い✨
ロバートの生い立ちや、【煮付けBL】展開や、現在のロバートが禁酒法を破ってマフィアと手を組んで酒を輸入していることから酒類取締局に追われたり、最後はマフィアからも追われるあたりの描写はなかなか重いです💦
軽い気持ちで読み始めるとメンタルやられそうになりますが(笑)
最後はハッピーエンド、とだけ書いておきますね😊
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