「イグナートの花嫁 1」 (from RED COMICS 68)もりもより

カバーデザイン:円と球
あらすじ
寡黙な竜×怖いもの知らずの生贄
凍てつく心を癒す、人外嫁入りファンタジーBL!
「どこに居たって 意味のない命なら――」
村のしきたりで〈竜の花嫁〉に選ばれた、ひとりぼっちの少年・リタ。
古くから伝わる雪山の竜の存在は、今となっては伝説に過ぎない。
しかし村での役割を見つけられないリタは
それが口減らしであると悟りつつ、生贄になることを受け入れる。
オススメ度
★★★★★
まだ1巻なのでBLみはかなり薄いですが、もりもより先生の美しい絵と優しいストーリーにめちゃくちゃ癒されます✨
ファンタジーですね❗️受けは村の因習で『竜の花嫁』として山へ送られます…。
タイトルの『イグナート』というのが竜の名前です❗️竜のイグナートは人間の姿にもなれます✨
優しすぎるふたりが幸せに過ごせるといいなぁ…。
ストーリー(ネタばれ少々あり)
幼い頃に流行り病で両親を亡くしているリタ。その時リタも病にかかったせいで顔には痕が残り、それを不吉とした村の者からも邪魔者扱いされてきた。
20年に1度花嫁を竜に捧げなければならない村の因習で、今回はリタが志願する形で『花嫁』として冬の山へと送られた。
どこに行けばいいのか、本当に竜なんているのか、わからないまま山を彷徨い、足を骨折してしまったリタ。
気づくと側には明らかに人間とは違う姿の『イグナート』がいた。
「花嫁は必要ない」
強くて美しく、優しくて寂しそうな竜を放っておけないリタ。そもそも行く場所なんてない。
ケガが治るまで洞窟でイグナートと暮らすことになるリタは…。
エロ度
なし
リタがイグナートと「交わう」ためには『竜化』する必要があるのですが、その過程で体が熱くなるリタ。
これは発情的なやつですかね?今のところ介抱のために少し体を触るくらいですが。
そもそもリタって何歳なのでしょうね?とても幼く見えるけど、15歳くらいだったり?それとも幼く見えるけどもう少しいってるのかしら…。
まだ心が近づき始めている段階なのと、リタの竜化がもう少し進まないと、イグナートの唾液を飲むだけでも強すぎて耐えられないそうなので、えっちどころかキスさえもできません❗️
ゆくゆくは子供を授かる体に変化するのでしょうし、BL展開もあると思うのでまだ我慢ですね💦
まとめ
BLっぽさはまだほぼないのですが、それでもお互いがなくてはならない存在になり始めている2人の物語にどっぷりハマります❗️
ひとりぼっちの少年と、ひとりぼっちの竜のお話です…✨
絵はもちろん美しいし、ストーリーも丁寧に描かれているので、リタが命懸けである行動に出た心情、そしてイグナートにとってリタの存在が大きくなっていく様子などがひしひしと伝わってくるので、ラストまで世界観に浸れます❗️
上手いなぁ…✨
『君の夜に触れる』でも思いましたけど、人間の傷や寂しさ、弱さと強さ。そういうのを表現するのがとても上手いです。
竜の花嫁として、いわば生贄にされるお話は特に新しいものではないのに、そこにやはりもりもより先生のテイストが加わって新しいものが生まれているわけで。
2巻もめちゃくちゃ楽しみだし、もうちょっと恋愛面も進むといいなぁと期待します❤️
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