「魔道祖師 4」 (ダリアシリーズユニ)墨香銅臭
カバーデザイン:nob/翻訳:鄭穎馨/装画:千二百
あらすじ
ファン必見の番外編を収録した、大ボリュームの小冊子付き。
蘇った夷陵老祖を討伐するため、四大世家が再び決起する。
けれど、今の魏無羨の隣には、迷いない瞳の藍忘機がいてくれた。
彼への想いを募らせる魏無羨だが、互いの肌に触れ口づけた夜、
どうしようもなく惹かれる自分と、その想いが叶わぬことを知る。
そして過去の謎が紐解かれる時、何度も重なってはすれ違い続けた二人が辿り着く愛の形は――。
その後を描いた番外編は、魏無羨が少年たちを率いて夜狩に繰り出す「鉄鉤」、
忘羨が淫靡な夢の世界に迷い込み情欲に溺れる「香炉」など、八つのお話を収録。
あの日の旋律が、永遠に続く誓いへと変わる。
オススメ度
★★★★★
中国ドラマ『陳情令』の原作小説です✨
BL小説読むの久々ですし、原作は中国なのでどうかなーと思ったのですが、全世界で人気の『魔道祖師』なのでやっぱりおもしろい✨
ドラマのほうを先に見たので、だいたいのストーリーはわかっているため、4巻を先に読みました❗️
もちろん1〜3巻も読むつもりですが、1冊のお値段がそこそこするので一気買いは無理ってことと、4巻はたくさん番外編が収録されてること、あと4巻以外はブロマンス的な感じと聞いたので…。
でも中国って規制が厳しいから、どうせBLと言っても朝チュンとかなんだろーなーと思って読み始めたらめちゃくちゃエロくてビックリしました(笑)
えっ、えっ…藍湛(攻め)の大事な剣(アレの比喩ではなく、本物の剣)のツカを魏嬰(受け)自ら挿入…えっ、えぇ〜⁉️いいの、これ⁉️(番外編「香炉」で読めます)
とにかく藍湛、ムッツリすぎん⁉️あと絶倫すぎ‼️まぁ、これも魏嬰が魅力的なせいですかね🩷
ドラマが先なもので、どうしても読んでると俳優さんのお顔や声に変換してしまうのですが、エロシーンの激しさにちょっと妄想するのが申し訳なくなるレベルでした🩷
ちなみに…作者の墨香銅臭先生は「モーシャントンシウ」と読むそうなのですが、覚えづらいので日本の音読みの「ぼっこうどうしゅう」として【は行】のカテゴリに入れさせていただきます。
ストーリー(ネタばれ少々あり)
(4巻はドラマで言うと46話くらいからです。)
江家の蓮花塢に着いた各世家の大人たちで作戦会議をすることに。そこに女性2人が訪れ、金光瑤の悪事を暴く。さっきまで乱葬崗の伏魔殿で魏無羨を討伐しようとしていた仙門世家の大人たちが一気に金光瑤討伐の流れへ…。
その後、魏無羨と藍忘機は食事の席から外出をして2人で雲夢デート🩷
そして、江家の祠堂で位牌に焼香をする2人。そこへ江澄が現れ、2人を罵倒。乱葬崗での疲労と、江澄への怒りで気絶する魏無羨。
すると温寧が現れ、江澄に魏無羨の剣「随便」を抜けと迫る。藍忘機も知らなかった金丹の真実を江澄に暴露する。
その後、目覚めた魏無羨は、金光瑤が隠していた土地の権利書を思い出し、そこに書かれていた雲夢の雲萍城へ向かうことにする3人だが…。
番外編
「家宴」
本編その後。静室で暮らすは魏無羨と藍忘機は、藍家の宴に出席するが…。
「香炉」
不思議な香炉のせいで、藍忘機の夢の中で13年前に戻った2人。目の前には若かりし頃の自分たちが激しく求め合って…⁉️藍忘機の願望が垣間見えるお話ですが、かなりエロいです…🩷
「悪友」
金光瑤と薛洋のお話。ドラマではこの2人は直接絡むシーンはないので、なかなかおもしろいです。
「朝暮」
夜狩で疲れた魏無羨のお世話をかいがいしくする藍忘機。
小冊子
「奪門」
ある家の主人からの依頼で、毎夜門を叩く邪崇を静めにきた魏無羨と藍忘機、そして藍思追。藍思追の前でもイチャつく魏無羨と藍忘機🩷
「鉄鉤」
ある家の怪異を調べに、魏無羨と藍家の師弟たちと金凌が協力をして解決する。
「蓮蓬」
少年時代の魏無羨と江澄。
「雲夢」
魏無羨と藍忘機が雲夢でデート❤️
エロ度
★★★★★
何度も言いますが、ドラマのほうを先に見たので…。ドラマは中国ではBLに規制があるためブロマンスとして描かれているので明確なラブはないのです。
夏みかん同様、ドラマから入った方はそんなイメージで読み始めると、かなりの衝撃的な濡れ場描写に驚くことになるのでご注意ください💦
雲萍城にある観音廟があやしいと踏んだ2人は、結界が張られているため夜に出直すことに。
宿はいろいろ葛藤したあげく、2人で1部屋を取る🩷酒を飲んで酔った藍忘機を風呂に入れることにしますが…🩷最後まではしてませんが、お互いに触り合ったりするものの、藍忘機の酔いが覚めたら気まずい感じになり…💦
この時点では魏無羨は藍忘機の気持ちがわからず、探り中です。読者のほうは藍忘機の激重愛もわかってるので結構焦ったいですが(笑)
その後、魏無羨は藍忘機を宿に置いたまま観音廟へ乗り込むのですが…そこで藍忘機の兄の藍曦臣から、13年前(ドラマでは16年前)に自分を守って叔父に反抗したいきさつを初めて聞き、ようやく藍忘機の気持ちに気づくわけです。
金光瑤に捕まってしまった魏無羨。そこでようやく登場した藍忘機に「お前と本気でヤリたい」と告白します💦
その場には藍曦臣も金光瑤も、お子ちゃまの金凌もいるし、生死を賭けた最終決戦目前なのに、もうちょっと他の言い方なかったんかい💦
まぁ、そんなこんなで2人はお互いの気持ちを確かめ合うわけです🩷
その後、金光瑤を倒すことに成功し、それぞれがそれぞれの場所へ戻っていくのですが、魏無羨と藍忘機は、温寧と藍思追と別れた後、なんとその場の草むらでおっぱじめます‼️
ハジメテがアオカンって、エロすぎないですか⁉️
この前に魏無羨は「毎日お前とヤリたい」と言うのですが、藍忘機のあまりの激しさに撤回を申し立てますが…「毎日といったら毎日だ」と却下されてしまいます(笑)
その後の番外編、特に「香炉」にはかなりエロシーンが多いので、お腹いっぱいになります💦
まとめ
本が結構お値段がするのですが、本当にページ数が多いです✨電子で買いましたが、表紙なども合わせてですが960ページと表示されてます。
そのうち半分ちょっとの508ページまで本編、そのあと番外編と小冊子になるので、450ページ近くが番外編になります✨めちゃくちゃ豪華ですね‼️
先にドラマを見ていると、小説とはエピソードの時系列が違ったりして結構おもしろいですね。それと、小説のラブの部分はドラマではバッサリとカットされてます。ブロマンスですからね〜。
正直、小説はこれはこれでいいと思うけど、このままドラマ化してたらドラマのほうはそこまでヒットしなかったのではないかなぁと思います。ブロマンスにしたことで、作品自体が上品になっているし、視聴者それぞれの妄想がはかどるわけです。妄想するのは自由ですから〜(笑)
小説ファンの方にはドラマも観てほしいし、ドラマのファンの方にも小説を読むとドラマでは細かく描けなかった設定なども理解できるのでオススメです🩷4巻は濡れ場も濃厚です‼️
もちろん『魔道祖師』も『陳情令』も手を出したことがない方には今からでも遅くないので(夏みかんも夏にハマったばかり💦)めちゃくちゃ勧めたい✨
2025年3〜4月に日本で舞台化もされるそうですし、作品は完結はしてますがまだまだ熱いですよ😊
U-NEXTに入っている方はドラマ、アニメも楽しめますし、今月11/15から『陳情令』のコンサートやドキュメンタリーも配信スタートです‼️
こちらのブログが役に立った!と少しでも思われた方はぜひ下の「ミカン🍊」のバナーをポチッとお願いしまーす✨
(本ページはプロモーションが含まれています)
ぜひ、『読んだよ』の印にランキングバナーを押していただけませんか?
こちらがランキングバナーです。押しても押した方には何も負担はありません。1ブログにつき1日1回有効です↓↓↓↓
コメント