こんにちは、夏みかんです。
これまでに映画館で2回鑑賞した『すずめの戸締まり』。
たまたま別の用事で御茶ノ水に行ったのでついでに聖地巡礼してきました!
これから行こうと思っている方は参考にしていただければと思います!
わかりやすく夏みかんが歩いた順番なども書いてありますが、2023年2月現在、御茶ノ水駅周辺があちこち工事中なので現地で調整してくださいね。
JR御茶ノ水駅
さて、まずはJR御茶ノ水駅に着いたら「お茶の水橋口」の改札から出ましょう。
鈴芽が草太さんを助けに行く決意で歩いていたところで、ここの目の前に赤いオープンカーを路駐していた芹澤に呼び止められるシーンですね。
その後、叔母の環さんも駅の方から現れて口論になります。
こんな駅のど真ん前に路駐してた芹澤がすごいですね…。
そのまま写真で言うと向かって右手に歩き、駅をぐるっと反対側まで歩きましょう。(およそ3分)
聖橋
もう一つのJR御茶ノ水駅の出口、『聖橋口』にぶつかります。そこを通り過ぎてさらに真っ直ぐ進んだ先に聖橋(ひじりばし)があります。
東京の要石が外れてしまい、巨大なミミズが地下から溢れて出してくるシーン、ダイジンを追って椅子の草太さんと鈴芽が車を避けながら道路を横断するシーンはここですね!
「聖橋口」のほうから横断歩道を渡った側から橋の下を見ると、例のこの景色です!トンネルの奥からミミズが出てくるとこですね〜。
映画そのまま!すごい!
関東の方はご存知かと思いますが、ここを通っているのは地下鉄丸の内線です。
地下鉄なのに地上から姿が見られるこのスポットは有名です。ちなみに御茶ノ水駅と淡路町駅の間となります。見えている川は神田川です!
次は聖橋の反対側に渡るために、もう一度元の横断歩道を渡りましょう。聖橋の反対側は鈴芽が橋を乗り越えていくところです。
その次は、もう一度さっきの横断歩道を渡り、聖橋を左に見ながら直進すると左手に「お茶の水橋」が見えてきます。この橋を渡ると最初のJR御茶ノ水駅の「お茶の水橋口」に戻ってしまうので、ここからは聖橋を観察したりするだけにしましょう。ちなみに芹澤に会う直前に鈴芽が歩いていた場所となりますね。
聖橋は遠目から見ると、こんな形になっています。映画の中でも確認できます。素敵❤️
順天堂病院
お茶の水橋は渡らずに、聖橋とは反対方向に道なりに進みましょう!片側2車線の大きな通りの先に、「順天堂」と書かれた建物が見えるので迷うことはないでしょう。
順天堂病院には草太さんのお祖父さんが入院している設定です。
鈴芽が草太さんを助ける方法を聞きに来た時は、看護婦さんたちが「宗像さん、昨日は大変だったものね」と話してますね。
これは容体が悪化して「大変」だったのかと思ったのですが、空を覆うミミズを見て、居ても立っても居られずにあの体で駆けつけようとして病室から出たりして「大変」だったのかな、と想像しました。
草太さんのアパートへの道
草太さんのアパートは古びた建物の2階。1階がローソンです。
そのものの建物は残念ながらなさそうです。
しかしアパートへの道はここがモデルになってるらしい、という道があります。
順天堂病院の目の前の横断歩道を病院側に渡り、線路を左に見ながら並行に歩きましょう。ちなみにこの横断歩道で渡らないと、隣の水道橋駅まで横断歩道がないのでご注意ください!
近代的なビルが立ち並ぶ中、突然緑の多い場所があります。これが「元町公園」で、公園の先の角を右に入ります。
上り坂になっていて、左側は「昭和第一高校」なのと、住宅街が近いので行かれる際はお静かに。
写真よりも実際は傾斜がすごいです。自転車なら絶対にこいでは登れないくらい。
上から見るとこんな感じ。
あくまでも草太さんのアパートへの道のモデルじゃないかという場所ですので、真相はわかりませんけど、雰囲気はあります。
はい、御茶ノ水近辺の聖地巡礼はここまでです。
御茶ノ水駅に戻るより、隣の水道橋駅のほうがはるかに近いので、元の大きな道をそのまま進行方向に歩いてください。大きな交差点の反対側が水道橋駅です!
感想
30分もあれば回れるので、映画を観た方は訪れてみてもいいかもしれません!
特に聖橋は映画そのままなので感動します!
しかし、芹澤の学生証からわかるように、芹澤と草太さんは立教大学の学生です。御茶ノ水から立教大学のある池袋は少し遠いかな、と思いますが…。
やはり東京の後ろ戸が開いてしまって、聖橋の下からミミズが出てくるシーンを描きたいために草太さんの家をこの近辺に設定したのでしょうか。
東京の後ろ戸は皇居の地下の設定だそうなので、皇居にもそこそこ近く、地下から出てきたミミズを印象的に見せるのは、やはり聖橋がベストだったのでしょう!新海監督、さすがだなー。
芹澤×草太、続き
夏みかんは断然、芹草派です!
鈴芽は好きだけど、草太さんには芹澤がお似合いですよね❤️芹澤のチャラさがたまりません!しかもそのチャラい見た目で教師を目指してる、とは…!!新海監督も想定外の芹澤人気❤️
夏みかんは映画鑑賞特典の「芹澤ものがたり」が配布されると知った瞬間、配布開始日に行く決意をしたやつです(笑)
過去の2回の記事の中で芹草で妄想した短いお話を書きましたので、本日はその続きです❤️
ぜひ、前のお話からどうぞ!(ブログを引っ越しした都合上、前のブログに飛びます)
芹澤 :あれからずっと、あの時の草太の言葉の意味を繰り返し考えている…。
『いいよ』
確かにそう言った…よな?空耳じゃねーよな…?
俺の考えている通りなら、草太は…俺を…。
いやいや!そんなわけないよな?
あの宗像草太だぞ!?
大学でも草太に憧れてる女子は多い。だけど気軽に誘える雰囲気ではないから、結局手軽な俺みたいなヤツがそこそこモテたりする。
要するに、あいつは高嶺の花ってやつ。
しかも本人に自覚がないから厄介なわけで。
それでも、あいつが気安く話しかける相手は俺くらい、という事実も俺を調子に乗らせる。もう、俺だけでいいじゃん…なんて独占欲丸出しなことも考えたり…。
草太 「芹澤。代返、ありがとな。いつも悪いな。」
芹澤 「いや…別に。いいけど。忙しいんだろ。例の家業。」
鈴芽ちゃんとの事件があった後、草太は俺に家業の『閉じ師』について語った。
なんとなく普通ではないとは予想してたけど、予想以上に荒唐無稽な話だった。
だけど、信じざるを得ない。…草太だから。
「俺はこれからお前の言葉ならどんなことでも信じるわ。」
そう、伝えた。俺にしては、かなり真面目な顔で。
『この話をしたのは芹澤が初めてだ。おまえなら…信じてくれると思ってたよ。』
そう言って微笑まれたら、神様が嘘だと言ったって、世界で俺だけは草太を信じるしかないだろ?
芹澤 :草太は嘘をつかない。
だから、あの言葉は…。
草太 「できたぞ。食べよう。」
芹澤 :代返のお返し、と言って俺の家に押しかけてきた草太がテーブルに並べた食事は、どれも丁寧に作られていた。人参の切り口さえ美しい。俺のために切られたと思うと、野菜にさえ感動してしまう。
「草太!」
草太 「なんだ?」
芹澤 「いや、えっと…。」
いざとなると言葉にならない。
草太 「はは…。おまえって…経験は無駄に豊富なくせに、肝心な時はダメだよな。」
芹澤 :その通りだから言い返す言葉もない。
「あ!俺さ、髪のゴム買っておいたんだ。おまえ、いつも食うとき邪魔そうにしてるじゃん。」
草太の青みがかった黒の長い髪は、草太自身のようにしなやかで、美しい。
特別手入れなどしていなそうなのに。
棚の引き出しからゴムを取り、草太に差し出した。何の変哲もない、黒いゴムだ。
草太「俺、結んだことないから。芹澤、やってよ。」
芹澤:は?何だって!?
「い、いいけど。」
夢かな…。
ちゃぶ台の前に座る草太の後ろに回り、膝立ちのままそっとその髪に触れた。
ふわりと香る、懐かしいような匂い。
いつもは隠れている白いうなじ。
吸いつきたくなるような…。
夢の中でなら、無遠慮に唇を這わすところだ。
「おまえさ、こういうこと…他のヤツにもさせんの。」
草太「まさか。…おまえだけだよ。」
芹澤「ふーん。」
内心めちゃくちゃうれしいくせに、俺はそれを隠してクルクルっと草太の髪を結った。
「じゃ、いただきます!」
草太の対面に座り、合掌をした。
草太「どうぞ、召し上がれ。」
芹澤「うわ、ウマっ!マジで美味いわ。うん、マジで、おまえならいつ嫁に来てもいいぞ。」
草太「…考えとく。」
芹澤「え?あ、うん…そうして。」
自分で言ったくせにあまりにも動揺しすぎて、草太って箸の持ち方キレイだよなーとか、全然関係ないことを考えていた。
いかがでしたか?草太さんのほうが背も高いし、ガタイもいいのですが、あくまでも嫁❤️
芹草がもっと盛り上がったら、新海監督が「芹草ものがたり」を描いてくれるかも!?(たぶんないけど)
まだ「すずめの戸締まり」を観ていない方は、ぜひ観てほしい!
たぶん夏みかんもあと何回か行くと思います(笑)
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