「オメガ・メガエラ(9)」 (KCx)丸木戸マキ
カバーデザイン:名和田耕平デザイン事務所
あらすじ
オメガバース×身分制度×華麗なる一族の愛憎劇、すれ違いと覚悟の第9巻!!
優れた性とされるαが支配する世界。
Ωの真宮は自らの性をαと偽っていたが、英家を飛び出したαの伊織と番となり、
男児を出産するも、子供と引き離されてしまう。
出生局の研究所に移送された真宮は、そこで犀門と再会するが、彼は英家での記憶をすべて失っていた。
研究所長に協力しながら、かつての”母”の記憶を取り戻そうとする真宮に去来する思いとは――。
いっぽう復讐に燃える伊織は、明兎から真宮の消息を知らされ、
忘れ形見の息子を連れ戻すために奔走する――!!
オススメ度
★★★★★
9巻ですが全然飽きませんね✨
毎回大きく物語が変動するのでおもしろすぎる‼️
そして…次の10巻で完結‼️ついにラスト1巻だそうですよ…‼️
ストーリー(ネタばれ少々あり)
真宮が死んだと思い、仇の八坂局長を殺すために機会をうかがっていた伊織。
しかし、政治的な陰謀による爆破事件によりあっさりと八坂が死亡。怒りのやり場を失った伊織。
失意の伊織の前に現れたΩの明兎。たまたま明兎を助けることになった伊織ですが…明兎が真宮と同じ労働局にいたことが判明。
そして、真宮との子供の存在を初めて知らされた伊織は、せめて「子供を探してほしい」という真宮の願いを叶えることに…。
一方、出生局に匿われた真宮。記憶のない義理の母である犀門と、局長の昭義の研究に手を貸す代わりに子供を探してもらえることになりますが…。
エロ度
なし
一応非BLレーベルです。
夏みかんはBLとして読んでますし、コミックスも最初のほうは電子書籍サイトでは『少女マンガ』カテゴリにありましたが、今はBLページにありますね。
でも、あとがきによると丸木戸先生的には『少女マンガ』カテゴリなのだそうです。
昔の『花とゆめ』『ウィングス』で読めるような、少女マンガだけど男同士の恋愛もあり…なイメージだそうですよ❤️
なるほど✨
夏みかんもドンピシャで『花とゆめ』や『ウィングス』のニアBL世代なのでこの『オメガ・メガエラ』も好きなのかも😊
ちなみに『花とゆめ』では清水玲子先生や成田美名子先生、『ウィングス』では高河ゆん先生、なるしまゆり先生が好きでしたね❤️あとめちゃくちゃハマった『パーム』シリーズですが、まだ完結してないことを最近知りました💦
丸木戸先生的には『BL』カテゴリでもいいけど、普通のBLと思って読まれると「思ってたのと違う」ってなるのが心配だそうです。
エロは基本ないしね(笑)ドロドロですしね💦
でもおもしろいことには変わりないのであまりカテゴリにこだわらなくてもいいと思います‼️
まとめ
真宮は昭義所長の『魂の番は自己暗示に過ぎない』という研究に協力することで我が子を探し出すことに成功。
しかし、そんな真宮の動きを知らない伊織と明兎が真宮の子供を攫ってしまいます💦
そして、逆に明兎の生んだ子供がすり替えられて真宮の元へ…⁉️え、どうなるのこれ…。
しかし、昭義所長はいい人そうでしたが、ラストで本性が明らかに💦
昭義によって閉じ込められてしまう真宮。昭義所長は真宮に自分の子供を産ませるつもり…?研究のためと言いつつ、単に真宮に惚れてるだけのようにも見えますが…。
ちなみに真宮と伊織の赤ちゃんはαの男の子。αのせいか、伊織にそっくりで真宮の面影はなしww
ラスト1巻でこれ、収拾つくの…⁉️
あと、めちゃくちゃ気になるのが英家の長女の麗子さん。αとして生きてきた(自分もそう思っていた)麗子は、実はβ。Ωの奥さんをもらったものの、夫である麗子がβの女性ですからもちろん子供はできません。
そして、有憲が戦地へ行くことに…。もしかしたら二度と会えないかもしれない…そして、ようやく麗子は自分の気持ちに気づくのです。
有憲と麗子の関係にも注目ですね❤️
そして、真宮と伊織は再会できるのか…。
この理不尽な世界は変わるのか…。
次巻、最終巻‼️
こちらのブログが役に立った!と少しでも思われた方はぜひ下の「ミカン🍊」のバナーをポチッとお願いしまーす✨
ぜひ、『読んだよ』の印にランキングバナーを押していただけませんか?
こちらがランキングバナーです。押しても押した方には何も負担はありません。1ブログにつき1日1回有効です↓↓↓↓
コメント