「夜明けの唄 5」 (from RED comics 047)ユノイチカ
カバーデザイン:円と球
あらすじ
「黒海だと言われたら 俺は斬るしかできない…」 黒海に乗っ取られた領主の妻・ニナから 衝撃の出自を知らされたアルト。 エルヴァへの愛情に偽りはないと 自らに言い聞かせるものの、 真実を告げることは出来ずにいた。 ときを同じくして、 島で貴族を狙った襲撃事件が発生。 警護に呼び出されたエルヴァがそこで目にしたのは、 8年前に死んだはずの覡であり、兄のように慕っていた ミカイルの面影であったーー。 忌まわしき過去が突きつけられる、 怒りと追憶の第5巻
オススメ度
★★★★★
5巻もいろいろ衝撃の展開でした❗️
覡の美しさと、黒海から得られるビジョン(未来予知像)によって、多くの覡が抱えてきた闇。
そして自分が黒海と人間のハーフであると知らされたアルトの不安…💦
外界から遮断されたこの島はどうなるのか⁉️
ストーリー(ネタばれ少々あり)
島の貴族だけが次々と何者かに襲われ、殺される事件が起こり、犯人は白い髪に黒い指先…覡だとの噂が島に流れます。
覡に対抗できるのは覡しかいない、ということでエルヴァが貴族の屋敷の警護に当たらされることに。
そして、貴族を襲撃していた人物と遭遇。
それは、8年前に死んだはずの覡、ミカイルだった…。
4巻で全身が墨痣に覆われて、眠ったまま8年安置されていた覡が姿を消しましたよね。それがミカイルです。
そして、ミカイルはエルヴァの兄のような存在。そのミカイルと戦うことに躊躇するエルヴァでしたが、ミカイルは黒海に体を乗っ取られていた…。
他の人間のように体も意識も乗っ取られたわけではなく、ミカイルの意識もあるようなのですが…。
覡としての孤独でつらい体験から、島民を憎むようになっていたミカイルは、黒海に島民を殺させる計画のようです💦
さらに、ミカイルは貴族の屋敷に立てこもり、そこにはアルトも監禁されていると知らされたエルヴァは…⁉️
エロ度
なし
ここにきて、エロなし💦
ちょっとした接触はありますが、エロ自体はないと思っていいと思います。
展開が展開なので、イチャイチャしてる場合ではないんですけど、イチャイチャしてほしい…。
4巻でようやくエルヴァ様もそういうことを意識してくれたので、ちょっと期待してましたがやはりそう簡単にはいきませんね💦
まとめ
ミカイルは黒海に完全に乗っ取られたわけではなく、共存してる感じでしょうか?
でも、もちろんミカイルは島民を憎んでいるので黒海側ではあります。
アルトを監禁したのは、エルヴァの思考からアルトが恋人だと知ってしまったせいですよね。アルトさえいなければエルヴァが自分の側に来てくれるとでも思っているのでしょうか…。
しかし、そのアルトも黒海の血が入っているため、拗れそうな予感💦
ミカイルは貴族を殺しているので、領主シヨンの手先ではないようですけど。シヨンも貴族なので殺すつもり?独自に動いているってことでしょうか?
ミカイルの過去や、エルヴァ様の過去の話なども出てきます。エルヴァ様はすでに子供の頃から性被害にあっている話がありましたが、その辺りも…。結構つらいです💦
そしてミカイルだけでなく、覡という存在が、権力者にとって慰み者であり、未来を見る力=権力を維持する方法、として覡を道具のように扱っていたようです。
地位が低いのに、さらに自分の命をかけて黒海と戦わせられている覡の闇は深い…。
ミカイルは止まれるのか…。
アルトの秘密をエルヴァが知ってしまうのか…。
覡に対する不満が爆発しそうな島民。島の秩序が崩壊しそうです💦
次巻も気になりすぎる‼️
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