「落花と破鏡の」 (H&C Comics CRAFTシリーズ)里つばめ

カバーデザイン:円と球
あらすじ
仕事で体調を崩した藍沢真智は、
友人の勧めをきっかけに、
十年以上離れていた地元に戻ってきた。
そこで、幼なじみの然と再会する。
すっかり大人になり、
家業を継ぎ和尚になった然は、
昔とは少し印象が違っていた。
世慣れた振る舞いを見せる然に
戸惑う真智だったけれど…
恋愛する権利はないと思ってきた真智に、
幸せになる権利がないと思ってきた然。
ふたりが見つけた答えは──?
オススメ度
★★★★★
里つばめ先生のまるまる1冊新作なんて久々ですね✨
幼馴染みの僧侶×社畜リーマン❗️
お坊さんってあまり里つばめ先生のイメージにないキャラだったので、どんなお話かなーと楽しみでしたが、キャラ的にはお坊さんらしくなく、結構軽めでした(いろんな意味でww)💦
普段の会話が相変わらずテンポが良く、独特の間とウィットに富んでいてさすがでしたね❗️
タイトルの意味はよくわかりませんが…。「破鏡」は調べたら「夫婦が離縁する」的な意味だそうですけど。「落花と破鏡の」というタイトルには深い意味があるのでしょうか?
ちなみに里つばめ先生はコミックス「東京似非紳士倶楽部」のほうも同時発売です✨こっちも楽しみ❤️
ストーリー(ネタばれ少々あり)
社畜リーマン(会計士)の真智は、倒れそうなところで地元の友達・奏太に出会う。真智を心配する奏太に誘われ、久々に地元に帰ってきた真智。
幼い頃、自分が川に靴を落としたことが原因で姉を亡くす事故があってから、ずっと帰ることがなかった地元。
そして、地元の住職の息子で家業を継いでいるぜんそして、地元の住職の息子で家業を継いでいる然との再会。
姉の死が自分のせいだと責める真智に、「姉ちゃん、怒ってないよ」と伝えてくれた然。
然への想いを隠しつつ、地元で旧友と過ごす日々。
しかし、然は実は住職とは義理の親子で、然を捨てた母親が金の無心に来て…⁉️
エロ度
★★
里つばめ先生なので、エロあったらいいなーというくらいの気持ちでしたが、エロありますよ‼️
もちろん修正が必要ないアングルではありますが、フ◯ラあり、挿入ありで、これだけで満足でした❤️
受けがかわいいし、攻めはイケメンですしねー✨
里つばめ先生を初めて読む、という方には一応書いておきますが、あまりエロには重点を置いてないのでそこはご了承ください。
まとめ
幼馴染みの2人ですが、受けが地元を離れる前からお互いに密かに両想いだったようですが、どちらも伝えるつもりはなかったっぽいですねー。
もうちょっと過去にも恋愛要素あったりしたらわかりやすかったかな?好きなのかなー、たぶん好きなんだろうなーくらいの印象で、いきなり恋愛に発展するので…。
しかし受けは自分のせいでお姉さんが亡くなっているので、自分だけ幸せになることへの抵抗があるようで、伝えることもできなかったんですね❗️つらい…。
攻めのほうも、本当の母親が自分を捨てているので負い目があり、こちらも誰かを幸せにできる自信がなかった。
攻めはお坊さんにしてはチャラいし、女性と遊んだりもしてるので、本命である受け以外は全員一緒くらいの感じですかね。一途なんだかよくわからないこの辺りは里つばめ先生らしいですね(笑)
途中から攻めの母親が出てきて、いろいろゴタゴタがあります。なかなかの毒親でした💦
この作品の大きなテーマとして、受けのお姉さんの死というトラウマがあるんですけど。しかし、実は攻めは「視える」体質なのでちょいちょい受けのお姉さんらしき少女が現れます。もちろん受けや他の人には見えません。
っていうか、お姉さん…成仏してないってことですかね⁉️弟が心配で?それもそれでつらいので、なんとか攻めが受けを幸せにしてあげてお姉さんを安心させて成仏させてあげてほしい🙏
この作品はいつも通り控えめではありますがエロもありますし、ちゃんと完結しています✨
設定が設定なので、少し重めではありますが。普段の会話は軽いので全体的にはめちゃくちゃ重いわけではないのがよかったと思います😊
ただ、幼馴染みの2人の過去の恋愛のエピソードがほぼないので、再会してからの恋愛への唐突感がありました。もうちょっとわかりやすく匂わせてほしかったかなーと思います❗️
でも続編あったらいいな😊寺でイチャつく2人が見たいです❤️
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