「灯台守とかもめの子 3」 (H&C Comics ihr HertZシリーズ)吾妻香夜

カバーデザイン:名和田耕平デザイン事務所(名和田耕平+小原果穗+亀谷玲奈)
あらすじ
お前の光を目指してきっと帰るから
どんな姿になってでも
クレール島で暮らす灯台守エヴァンと、
かもめの翼を持つルネ。
ひたむきな求愛の末、恋人となったふたりは
甘い蜜月の日々を過ごしていた。
この幸せな時間がずっと続けばいい、
そう願うルネだったが、ある夜、
灯台の無線を通じて『海神の使者』から
不穏な警告が届く──
「海神はもう 限界が近づいている」と。
やがて島を異様な嵐が襲う中、
導かれるように灯室へ向かったルネは、
エヴァンが隠し続けてきた『ある秘密』を知って……
お前にどんな過去があろうとも、
愛する気持ちは変わらない──
神秘の島に秘められた真実とは?
奇跡の求愛譚、第三幕!!
オススメ度
★★★★★
2巻までで不穏な秘密がありそうな予感はしていたクレール島でしたが…
3巻やばかった💦
1巻のあのかわいーいファンタジーの裏にこんな壮大なストーリーが隠れていたとは…‼️
しかし、1回読んだだけでは理解できなかったのは夏みかんだけでしょうか…💦時間軸を理解するのが結構大変かも…。
少しずつ仮定などをしながら自分なりに整理して、ようやく少し理解。
しかもその解釈で合ってるのかは謎…。まだ正解がわからないので、間違ってるところもあるかもしれませんが…今のところの感想と考察(というほどのものでもないですが)をまとめておきます‼️
これから読む方、ネタバレされたくない方はここでお戻りください⚠️
ストーリー(ネタばれ少々あり)
クレール島の灯台で恋人としての蜜月を過ごす灯台守のエヴァンと、カモメのルネ。
しかしルネはこの島に来てから一体何年経ったのかもわからないことに気づきます…。
若返るエヴァン、急速に成長するルネ、しかしカミーユなどの子供の頃からの友達は実はまったく成長していない事実に愕然とするルネ…。
カミーユの言葉、「一体今がいつなのかがわからなくても、幸せで平和な日々が続くならそれでいいと思ってしまう」
なぜか不安になるルネ…。その時、カモメのポール(1巻参照)から無線が入ります。
「見つけてあげてください。彼はその時を待っている」
入るのを禁じられていた灯室へ上がったルネが見たエヴァンの秘密とは…⁉️
一方、別のクレール島(2巻参照、時代が新しい?)ではミレーユ町長の元、新灯台のお披露目式が行われる。水夫のアントワーヌは新しい漁船でジャン、ピエールと共に海に出るが、ルネの名前が刻印されたネックレスを見つける。
「これ…親父の…?」
そして、急に夜になった嵐の海の中、船に乗ったアントワーヌ、ピエール、ジャンが若返り、子供に戻ってしまう。
目の前には自分たちの住むクレール島とは異なる海神の島=クレール島が…⁉️
エロ度
★★
冒頭から浜辺でえっちするエヴァンとルネ❤️
見えないような画角なので、エロくはありません。
この作品はBLではありますが、エロにはまったく重点が置かれてないので、純粋にストーリーを楽しみましょう😊
いろいろわかってくると、1巻2巻の平和で幸せな日々がせつなくもあり、美しくもあります…。
まとめ
3巻を1回読んだ時点では正直ちんぷんかんぷんで、何かすごいことが起きていることだけしかわかりませんでした…。
1、2巻を読み返す必要があるのですが、めんどくさい方はこの下をお読みください‼️しかし、まだ正解が示されていないので、夏みかんの憶測も入っているため、間違っている可能性が大きいこともご了承ください💦
⚠️ここからネタバレあり⚠️
それではここまでのまとめです💦急展開すぎた3巻💦
①灯台守のエヴァンとカモメのルネが住んでいるクレール島の島民はすでに死んでいる人々。(エヴァンとルネも含む)
②現実のクレール島では、灯台守の父と子供のエヴァンが引っ越してきた時には、孤児のルネは島の修道院ですでに暮らしている。亡くなった父親の跡を継ぎ、子供ながらに灯台守となるエヴァン、水夫になるルネは共に成長する。
③成長したルネは島の女性と結婚する。(ルネとエヴァンは友達)
④ルネの結婚式の日に戦争が始まり、灯台は軍の通信に使われ、ルネは軍艦に徴兵される。
⑤敵の奇襲に遭い、灯台は爆撃を受け、エヴァンは腕を失う。ルネの乗った軍艦は海の底へ沈む。
⑥現実のクレール島にいるのは生きている人間。アントワーヌはルネの子供。町長のミレーユは、カミーユの妹。アントワーヌは嵐の海の中、死者の住むクレール島へと導かれていく。
というわけで、エヴァンとカモメのルネが住む「クレール島」と、2人が親友として過ごしたいわば「真実のクレール島」があるようです💦これは合ってる…よね⁉️
「真実のクレール島」のほうでは、ルネはカモメではなく、普通の人間です。肌もちょっと小麦色?そして彼らは恋人ではありません。お互いに気持ちがあるものの、時代や戦争などでその気持ちは押し殺すしかなかったと思われます…。
ルネに結婚の話が持ち上がった時、ルネはエヴァンに「一緒に島を出よう」と決死の覚悟で持ちかけますが、エヴァンには灯台守の仕事があり断られてしまいます…。もちろん、エヴァンもつらいんです😭
そして、ルネは女性と結婚します💦
しかし、平和だった島が戦争により一変してしまいます…。
つまり、エヴァンとルネはすでに戦争で死んでいるわけです。「クレール島」のエヴァンは、拾ったカモメの子がルネに似ていたので「ルネ」と名づけたのか、ルネの生まれ変わり的なものだとわかっていたのか…。
カモメは昼はカモメ、夜は海神(わだつみ)の使者になるとポールが話していますが、ポールも島民ですでに死んだ人で、ポールとルネだけカモメになったのは謎ですが…。
戦争で亡くなった人たちの住む「クレール島」。成長しないし、時間軸も曖昧。カミーユの「大切な人がいた気がする」という言葉は妹のことでしょう。妹のミレーユは死んでいないのでこの島には存在せず、「真実のクレール島」で成長し、大人になって町長をしています。
戦争が終わったらエヴァンと叶えたい夢がある、と話したルネ。笑いあったりふざけあったり、そんな普通のことが戦争により「夢」となった2人。その夢を叶えることなく亡くなったルネを待ち続けたエヴァンは、死後「クレール島」で「夢」を叶えることになるわけですね…😭
真実に気づいてしまったカモメのルネはどうするのか、ルネの息子であるアントワーヌが「クレール島」へ向かったことで最後の展開に突入しそうです…‼️
4巻で完結らしいですよ‼️あと1巻で終わるの…⁉️
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