「息できないのは君のせい (3)(4) 」(ビボピーコミックス)澄谷ゼニコ
カバーデザイン:斉藤那緒(BALCOLONY.)
あらすじ
【大ヒット音楽BL、愛が深まる恋人編】 コンクールに向けて吹奏楽団での練習に励む矢野と志筑。
大好きな恋人と一緒に音を奏でられて最高に幸せな毎日のはずが、
志筑の元バンド仲間・三好の登場でとある問題が浮き彫りになってーー!? この恋、窒息級!!
優男フルート奏者×男前サックス奏者の大ヒット音楽BL、恋人編♪
オススメ度
★★★★★
3巻と4巻を一気に読みました！
1、2巻の感想もアップしてあります。
1、2巻でセフレから両想い→同棲まで進んだので、3巻からは恋人編と言っていいでしょう。
相変わらず直接的なエロはないのにイチャイチャ感が増して甘々なのが尊い❤️
ストーリー(ネタばれ少々あり)
同棲を始めた志筑と矢野。
市吹のメンバーも2人の関係を知ってる人は知ってたりしますが、ラブラブな2人を温かく見守ってくれてたりするのがいいですよね。
同棲も順調なそんな時、志筑のスマホに度々着信が…。しかし一向に電話に出ようとしない志筑。
相手は志筑が高校生の時に所属していたジャズバンドでいろいろ教えてくれた年上のサックス奏者、三好。
三好は現在はプロ奏者で、ジャズバンドを組んでテレビとかでも演奏する有名人。
突然現れた三好は、志筑をジャズのプロ奏者を目指させようとしますが…。
エロ度
なし
読まれてる方はご存知かと思いますが、シリーズ通してエロはない作品です。
1巻の最初からセフレなのにエロなしでここまで人気が出たのは、やはりストーリーと、キャラと、エロはないのに何かエロい、という尊さが魅力だと思います❤️
エロがないのがわかってるから逆にいろいろ妄想できる！
しかも一見男らしいし背も高い志筑のほうが受けっていうのが最高なんですよね💕はー、かわいい…💕
「ぐだぐだ言ってねーで抱けよ」的な男前受けが好きな方には刺さる志筑❤️
逆に一見かわいい顔の矢野のほうが、中身が強めで男っぽいです(笑)わりと図々しいしww
ちなみにエロはないけど4巻で温泉旅行に行きます❤️浴衣の志筑、エロい！！志筑の浴衣姿に下心ありありの矢野がかわいいです✨
まとめ
1巻では受けの志筑は男は矢野が初めて…と言ってますが、3巻では過去にセフレの男が複数いたことを回想しています。
この点に関しては3巻で作者さんが謝罪をされています💦
本来はゲイの設定だったのでしょうか？とにかく、ノンケというのが間違いだそうです！
夏みかん的にはノンケなのに受けっていうのが結構萌えたので、ノンケのほうがうれしかったかなと思うのですが…。
さて、3巻からの新キャラの三好もイケメンですが、性格は難ありww
三好には当初は2人の関係を伝えてなかったのですが、3巻のラストでキスしてるところを見られてしまいます…。
三好は志筑が好きなのかと思いましたが、志筑のサックスが好きなだけでどちらかというと矢野のほうを抱きたいらしい。でも、残念！矢野はバリタチだからね❤️
そして、志筑が市吹でクラシックをやるか、三好の言う通りジャズをやるか、の問題も深刻になってきます。(どうでもいいけど作中で『サックス』って書かれると『セッ◯ス』と読み間違えて、『サックスが好き』みたいな文章によっては二度見してしまうww)
志筑の担当はバリサク(バリトンサックス)なので、吹奏楽団では花形というより裏方な楽器。
一方、自由に吹けるジャズでは花形になれます。三好は志筑のジャズが単純に好きなんですね！素直じゃないけど…。
志筑だけなら深刻に悩んでしまいそうなところですが、矢野らしい明るさと優しさでちゃんと話し合うこともできて、本当に2人は最高のパートナーですね💕
ちなみに4巻で三好の問題は解決しますが、お話はまだ続きます！
エロはなくても萌えは窒息級❤️オススメです✨
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